2016年10月20日

日本経済新聞社がまとめた2016年の「人を活かす会社」調査のランキングが発表になった。この調査は、連結従業員1,000人以上の上場企業とそれに準ずる非上場有力企業462社の人事・労務担当者を対象に、アンケートを実施したもの。総合ランキングでは、ジョンソン・エンド・ジョンソングループが初の首位となった。

ジョンソン・エンド・ジョンソングループ(昨年順位18位)に次ぐ2位(同5位)イオンで3位(同1位)SCSK、4位(同6位)東京海上日動火災保険、5位(同13位)花王グループ6位(同9位)ネスレ日本、7位(同12位)損害保険ジャパン日本興亜、8位(同8位)サントリーホールディングス、9位(同7位)アサヒビール、10位(同16位)三井住友海上火災保険の順であった。
安倍政権の政策にも反映されているが、女性や外国人の管理職登用、多様な人材の活用に力を入れている企業が順位を上げているのが目を引いた。

グローバル競争が激しくなるなか、各企業は社員の活力を高めるさまざまな仕組み作りを急いでいるのが認められる。